海洋散骨とは、遺骨を海に散骨する葬送方法のひとつで、近年少しずつ注目されている方法です。
海洋散骨は、祭祀の目的をもって、故人の火葬したあとの焼骨を海洋上に散布することをいいます。
(一般社団法人日本海洋散骨協会 ガイドラインより)
海洋散骨という言葉は年々、社会に浸透しています。.
実際に、日本海洋散骨協会が行った調査では実に93%の方が「海洋散骨を知っている」または「聞いたことがある」という結果が出ました。
海洋自然散骨の認知度が高まったことで、亡くなった方は、家族(先祖)と同じお墓に入るという固定観念も徐々に弱まり、人間が生まれた本来の場所である自然に還るという選択肢もあると考える人も増えて来ました。
これは、現代社会における核家族化・少子化の進展により、お墓の管理や取得に関わる問題・不安を抱えている人が増加しているということも背景にあります。
具体的には下記のような悩みが挙げられます。
海洋自然散骨という方法は、こうした現代社会のニーズに適した方法と言えるでしょう。
海外では海洋自然散骨も当たり前のように行われておりますが、実は、日本でも様々な分野の有名人、著名人が海洋散骨を実施されています。
淳和天皇(第53代天皇)/石原裕次郎(俳優)/いずみたく(作曲家)/沢村貞子(女優)/横山やすし(コメディアン)/勝新太郎(俳優)/三國連太郎(俳優)/hide(ミュージシャン)/荒井注(コメディアン)/中島らも(小説家)/飯島直樹(プロウィンドサーファー)/立川談志(落語家)/藤圭子(女優)/邱永漢(作家・経済評論家)/萩原流行(俳優)/石原慎太郎(作家・政治家) ほか